＼　動画で学ぶ！今すぐ受診が必要な症状６つ　／

早めの受診が心不全の急激な増悪を防ぐ鍵

心不全は治る病気ではなく、急激に体調が悪くなることがないよう日常生活に気を配り

上手に付き合っていく必要がある病気です。

（心不全ってどんな病気かはこちらの記事をご参照ください。

体調を崩さないことが一番ですが、長い人生風邪を引いたり、働きすぎてしまったりと

具合が悪くなる日は誰しも必ず訪れます。

そんな時、自宅で我慢せずに早めに受診することが心不全の急激な増悪を防ぐ１番の方策となります。

いよいよ体調が悪くなり切ってから受診し、そこから治療となるとすでに受けている体へのダメージが大きく回復までに時間がかかってしまったり、元の体調までは戻らないこともあります。

今すぐ受診が必要な心不全の症状

このような症状があったときは迷わずすぐ受診しましょう。

ですが、心不全の症状はその人によってバラエティに富みます。

そのため心不全が急激に悪くなって入院した経験のある方は、上記の症状でなくても

その時と同じような症状が現れたときは受診が必要です。

また、自分では息苦しさを感じていなくても

呼吸の回数が多くなっているときや、息が上がるためにじっとしていることが多くなったと感じている方は要注意です。

判断に迷うときは上記の症状と合わせて、体重が急激に（３日で２kg程度）増えていないか、足がむくんでいないか確認しましょう。

息苦しさに加えてこれらの症状があるときは心不全が悪くなっている可能性が高いため早めの受診が必要です。

受診して「なんでもなかった」が１番

「こんなことで病院にいって大丈夫？」

「来週には病院の定期受診の日だからそこまで頑張ろう。」

「明日にはよくなっているかもしれない。」

「入院になってしまったら困る。」

様々な理由で、体調が傾いていることに気づきながらも早めの受診を躊躇する方が大勢います。

しかし、この判断がこれからの健康に大きく影響を及ぼしてしまうことは少なくありません。

受診をして「体調は問題ありません。」という結果であれば、それが１番良い結果です。

不安を抱え、自宅で我慢しながら過ごすより、迷ったら受診！もしくはおかかりの医療機関へ電話し

現在の症状や血圧、体重などを伝えて受診が必要か相談しましょう。

また、どうなったら受診が必要な状態なのか（体重が〇kg増えたとき、いつもの散歩が息切れでできないときなど）前もって担当の医師に確認しておくのもおススメです。